長崎県を中心に活動している行政書士のかきたです。
ありがたいことではあるのですが、業務が集中してなかなか手を出せなかったことがあります。
業務用PC環境の改善です。
以前記事にしましたが、Ready Boost機能を使ってディスク使用率100%問題は解決しました。
ただ、そもそもHDDを使用しているため読込み速度の遅さはストレスになります。
そこでSSDへの換装とメモリ増設を考えていたのですが、急ぎの案件を多く抱えていたため、もし不具合が生じた場合の対応が心配で踏み切れずにいました。
タイミング的にこの連休中にやるしかない!
ということで取り組んでみました。
はじめに
分解等の作業によりメーカー保証が受けられなくなる場合もあります。
本記事を参考にした機器の分解等は自己責任でお願いします。
何らかの被害が生じても一切責任は持ちません。
DELLのマニュアル
DELLはPCの分解、HDDの交換等もマニュアルで公開しています。
今回の作業でも、念のためマニュアルを確認しつつ進めました。
Linux機として現役で頑張っているネットブック!
こちらにマニュアルを表示させて分解作業を行いました。
まずはバックアップ
業務データについては普段からバックアップを取っているのですが、ホームページに使用しているデータ等、できるものはすべてバックアップを行い、万全の態勢を取ります。
クローン作製
今回はクローン作製という方法を取ります。
現在使用しているHDDを丸ごとSSDにコピーして置き換えるという方法です。
まっさらなSSDへWindowsをインストールしていくのが良いのかもしれませんが、他に使用しているソフトの再インストール、再設定等に要する時間と手間を考えた結果、クローンを作成する方法を選択しました。
SSDを何にしようか色々迷いましたが、ケーブルや変換ソフト等、一式揃うELECOM製の「換装キット」を使用してみることにしました。
クローン作製はSSDを付属のケースに入れUSBケーブルでPCに接続、変換ソフトを使用して行いました。
作業が完了するまで、1時間ちょっとかかりましたが、これで準備は整いました。
DELL製一体型デスクトップの分解
業務に使用しているのはDELL製の一体型デスクトップです。
一体型のPCは分解の経験が無かったので、慎重に作業を行っていきます。
そして、
裏面のカバーが外れました。
赤で囲っているのがHDDで、メモリーは見えません。
このタイプのデスクトップやノートパソコンの多くは、ネジを外してもカバーと本体が「ツメ」で留まっていることが多く、慎重に外していかないと割れたり、欠けたりします。
こういう作業の際、よく使うのが100均で購入した時計の裏蓋外しの道具です。
本来の使用法とは違いますが、隙間から差し込んで、ツメを外していく作業にピッタリです。
さらに分解
今回はメモリー増設も行いますので、更に分解します。
中央のカバーを外すとメモリーが現れました。(赤で囲んだ部分)
ここまでくれば、交換できます。
SSD換装とメモリー増設
HDDはケースを固定しているネジを外し横にスライドさせれば取り外せます。
HDD、SSDともに2.5インチなのでそのまま置き換えることができます。
メモリーは両サイドのツメ?金具?を指で広げると上に持ち上がってくるので、それを引き抜いて差し替えればOKです。
わかりにくいですが、交換が完了しました。
作業終了
後は外したカバー等を元に戻せば完了となります。
電源を入れてみると、無事立ち上がりました。
今回の作業で、
HDD 1TB ⇒ SSD 480GB
メモリは4GB ⇒ 16GB
となりました。
SSDの容量は以前より小さくなっていますが、データは外部メディアに保存しているので480GBで十分と考えています。
で、実際使用してみると・・・
激変しました。
少なくとも業務で使用する範囲では、一切ストレスを感じずサクサク動きます。
もっと早くやるべきでした。
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