ゴールデンウィークの振り返り その2|ネットブックの内部電池交換

長崎県を中心に活動している行政書士のかきたです。

皆様は「ネットブック」と呼ばれるPCをご存じでしょうか。

10年以上前になると思いますが、当時少しだけ流行った、小型のノートパソコンです。

スペック的にはかなり抑えられていて、OSもスペックの上限があるWindows7 Starter というものが登載されたりしていました。

その後、高機能なスマホやタブレットの登場でアッという間に消えていってしまいました。

そんなネットブックが私の手元にあります。

前回、DELLのPCを分解する際にもマニュアル表示用として使っていたように、現役で使用しています。

ただ、内部電池が切れてしまい設定や時刻の保持ができず、不都合が出てきたので、この機会に電池交換をすることとしました。

※パソコンには内部電池(ボタン電池)が付いていて、バッテリーを外しても時間が狂わないのはこの電池のおかげです。

はじめに

分解等の作業によりメーカー保証が受けられなくなる場合もあります。

本記事を参考にした機器の分解等は自己責任でお願いします。

何らかの被害が生じても一切責任は持ちません。

現役のネットブック

現在使用しているのはFRONTIER製FRNU305というネットブックです。

当初、OSにWindows7 Starterが登載されていましたが、サポート切れでセキュリティ的に問題があることと、そもそも動作が重すぎることもありLinuxMintというOSに替えて使用しています。

Linuxには色々な種類があって、詳しい方なら「もっと動作が軽いのを乗せたらいいのに」と思われるかもしれません。

単純に最初に試したのが、LinuxMintだったというだけです。

軽量なブラウザを使えばweb閲覧も何とかなるので、そのまま使っています。

用途としてはメインPCの隣で、サブモニター代わりに資料を表示したり、文書作成をしたりといったところです。

分解開始

今回は内部電池交換についての記事なので、Linuxについては気が向いたときに改めて紹介します。

では、さっそく分解していきます。

背面のネジを全部外して、前回紹介した「時計の裏蓋外し」を使い分解していきます。

初めて分解する場合は、内部が分からないので慎重に隙間を広げながら外していきます。

力づくで外してケーブルが切れたなんてことになったらどうしようもありません。

メモリとハードディスクは見えましたが、電池が見当たらない・・・

メモリ増設不可とのことでしたが、これなら替えられそうです。

ただ、DDR2(古い型のメモリ)が手持ちに無く、今更買うのもどうかと思うので今回はそのままです。

ハードディスクもSSDにしたところで、CPUの処理能力が低いため大した効果はないだろうということで交換はしません。

問題の電池を探します。

ハードディスクを外して、基盤をひっくり返すと・・・

見つけました。(赤で囲った部分です)

確認するとCR2032のボタン電池が付いています。

私のガラクタ箱を覗き込むとCR2025のボタン電池を発見しました。

この二つ、何が違うかというと、厚みの違いでCR2025の方が少しだけ薄い。

接触不良にならなければ問題ないだろうと考え、少し金具を変形させて(ガタつかないように)装着しました。

後は逆の手順で組み立てて完了となります。

Linuxもきちんと起動、時計やwifiの設定も保持できるようになりました。

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